リアルダンサーズ一問一答 セックス編

アブノーマルなことができたらセックスの上級者?

セックスは男女間におけるコミュニケーションの最たるもの。愛情確認には欠かせない究極の行為です。かといって、いつでも真剣に、四角四面に取り組まなければならないということはありません。言葉で愛情表現をするときも、常に面と向かって「愛してる!」と宣言するわけではないですよね。その時々の気分や状況に応じて、表現を変えたり、遊び心を混ぜたりするのは、マンネリを防ぐためにも大事な要素。

しかし、お互いが楽しめて気持ちよくなれるという、大前提のルールを見失ってはいけません。例えば、女性の乳首を愛撫するのに氷を使う、筆のようなもので全身をなぞってみる、といった身近な道具を使った遊びであれば、比較的、抵抗が少ないでしよう。リスクも少なく、安心してパートナーに身を任せることができます。目隠しをする、いわゆる手足を軽く拘束するソフトSMと呼ばれるものについては、どうでしょうか?身体の自由を奪われるため、信頼関係が築けていないと、される側の不安は拭えませんし、そうした精神状態でのセックスが、楽しいものになるとは思えません。

しかし、パートナーに対して揺るぎない愛情と信頼関係を寄せている場合は、刺激的な興奮を得られるスパイスとなるでしよう。メディアでは、さらに過激な行為がたくさん紹介されています。SMやスワッピング、アナルセックス、野外での行為 ― 互いの同意があり、他人に迷惑をかけないのであれば、セックスにタブーはありません。人の数だけ嗜好があり、選択肢が増えるのはすばらしいことだとも思います。けれども、こうした行為を奔放に、そして大胆に楽しむことが、セックスの上級者と思われていることについては、違和感があります。

これらはプレイであってセックスではないからです。セックスの基本である「パートナーと心身の満足感を与えあう」ことができないままプレイに走ると、ふたりのあいだで大切なものを見落とすことになりかねません。また、こうした行為は正しい知識と技術が必要で、興味本位で試みるとケガや事故の原因にもなります。パートナーの心身を傷つけることがないよう、よく話しあい、技術を習得したうえで踏み込んでください。

お酒を飲むとセックスは盛り上がる?

アルコールは人を大胆にしますよね!酔った勢いで意中の相手に告白したり、一夜限りのアバンチュールを体験したりといった経験がある人は、少なくないでしょう。かつてアルコールが媚薬として扱われていた時代もありました。飲酒によって解放的な気分になり、性欲が増進するためです。

しかしその一方で、酔いが進むと神経伝達が抑制され、男性なら勃起が妨げられるようになります。無事にペニスが固くなり挿入できたとしても、快感に対して鈍くなっているため、イキにくくなるでしよう。また、ふだんからアルコール摂取量が多い女性は、オーガズムに至るまでに、より多くの刺激を必要とするという報告もあります。

「アルコールは欲望を湧きあがらせるが、行動を不能にする」ー お酒好きな人は、文豪、シェークスピアが残した言葉を、常に念頭に置いておくといいかもしれませんね。

生理中はナマで思いっきりセックスしてもよい?

リアルダンサーズとしてまず忠告したいのは、生理中のセックスで妊娠しないわけではないということです。元気な精子なら射精後、膣内で1週間ほど生きています。精子が1匹でも生き残っていたら、妊娠する可能性はあるということ。生理から排卵までの期間が短い女性なら、確率はさらにアップします。

では、コンドームをちゃんと着用すれば生理中にセックスをしてもいいのかというと、基本的にはそれほどオススメできません。その理由は、女性が子宮内膜症にかかるリスクが高まる可能性があるからです。女性の子宮では、毎月、排卵後に子宮内膜が育ちます。これは受精した卵子、つまり赤ちゃんのタネが宿るべッドのようなもの。妊娠が成立しなければ、内膜は子宮からはがれ落ち、血液と一緒になって体外に流し出されます。これが、いわゆる生理という現象です。子宮内膜症とは、この内膜が子宮以外の場所にできてしまう病気のこと。腸の表面、骨盤の底、卵巣 ― 本来あるべきではない場所に血液が溜まります。

血液は臓器と臓器をくっつける働きがあるので、骨盤の腹膜や腸が癒着することもあり、程度が重い場合は手術が必要となります。そして、子宮内膜症の要因の有力な説として″月経血の逆流″があります。セックスでオーガズムに達すると、子宮はスポイトとなって精液を吸い上げます。生理中の場合、このときに月経血も一緒に吸い上げられ、この血液が卵管を通って逆流し、さまざまな場所に届けられた結果、そこで内膜を作ってしまうのです。ただし、これはあくまで理論上の話であって、現在のところ科学的に実証されたも
のではありません。リスクが高まるといっても、確率的には微々たるものだと思われます。生理中にこそ性欲が高まるという女性も少なからずいるようですし、どうしても我慢できないときはマスターベーションでもセックスでも、ほどほどになら、してもよいでしよう。ただでさえイライラしやすい生理中は、上手に性欲やストレスとつきあい、発散することのほうが大事だと思います。

お酒を飲むとセックスは盛り上がる?

アルコールは人を大胆にしますよね!酔った勢いで意中の相手に告白したり、一夜限りのアバンチュールを体験したりといった経験がある人は、少なくないでしょう。かつてアルコールが媚薬として扱われていた時代もありました。飲酒によって解放的な気分になり、性欲が増進するためです。

しかしその一方で、酔いが進むと神経伝達が抑制され、男性なら勃起が妨げられるようになります。無事にペニスが固くなり挿入できたとしても、快感に対して鈍くなっているため、イキにくくなるでしよう。また、ふだんからアルコール摂取量が多い女性は、オーガズムに至るまでに、より多くの刺激を必要とするという報告もあります。

「アルコールは欲望を湧きあがらせるが、行動を不能にする」ー お酒好きな人は、文豪、シェークスピアが残した言葉を、常に念頭に置いておくといいかもしれませんね。

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